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2008年 01月 17日
Trackback from CityCar
先日、はりぃさんがご紹介くださっていたCityCar。 公共の小さな電気自動車で、次々借りて、所定の場所に返して行く、まるでショッピングカートのような車の話題でした。 そのCityCarは、元記事をたどると一昨年の11月くらいから話題になり始めた未来のレンタカーシステム。プロジェクトが始まったのがマサチューセッツ工科大学(M.I.T.)と言いますから、アメリカの中では歴史もあり、比較的道路が狭くてごちゃごちゃ、人も多い都市部というボストンならではの発想だったのではないかと感じます。 ![]() 今日の話題はZip Car。 既に、アメリカの公共機関の発達した都市部で成功し始めているレンタカーサービスです。 ニューヨーク、ワシントンDC、ボストン、チャペルヒル、サンフランシスコ、…。 共通するのは、地下鉄などの公共交通機関が発達して、町の中心が小さくまとまっているため、自動車を持たない人口が他の町より多い点です。にもかかわらず、車がないことで不自由をしている人が多いのも事実。郊外型の大型店舗などには、車がなければ出かけることができません。空港への出迎えなどもそうです。 そんなところに目を付けたサービス。 大概、路上駐車スペースに専用駐車スポットがあって、そこで乗り降りする形です。 12月の記事で興味を持ってコメントをくださった方もあったので、ここでサービスとシステムをもう少し詳しくご紹介してみます。 (1)入会申請する 幾つかの方法がありますが、私は年会費あり、月会費なし、使う度に1時間毎(あるいは一日ごと)の課金をされるプランに入っています。このプランの場合、普通は年会費50ドルですが、私は大学に広告が入った時に会員になったため、3年目の今でも年会費25ドルです。 (2)保険審査をされる 運転免許番号によって、過去の事故歴などが調査されるようです。 これは、メンバーシップをとる時に、保険をかけられるドライバーかどうかを審査しているようです。つまり、Zip Carのレンタル費用には、保険費用も入っているということです。(最低限レベルですが…。) (3)Zip Cardが送られてくる クレジットカードサイズのZip Cardが送られてきます。 このカードで、借りる車の扉の開閉をします。 (フロントガラスの運転席側上部にかざすと、車のドアロックを解錠・施錠できます) (4)インターネットでの予約のためのログインIDとパスワードを付与される これで晴れてメンバーとしてZip Carの予約ができるようになります。 ではいよいよ車を借りてみましょう。 (5)Zip Carのサイトにログインする ![]() 自分の家の住所や大学の住所など、起点になる場所を数カ所記憶してくれています。 今回はまず家の住所の周辺を設定、そして、車を借りたい時間を設定します。 これは、私の自宅のRosslyn駅周辺で、 1月14日の午前8時から正午までの4時間に 空いている車があるかどうか、という例になっています。 (6)車を選ぶ ![]() 緑色の線は自分が借りたい時間。 グレーの線は、他の人が既に予約しているなどで借りられない時間。 この画面で予約時間を延ばしたり、縮めたりもできます。 左側には、車を置いてある場所と、自宅からの距離。 右にはそれぞれの車種のレンタル料が書かれています。 車を置いてある場所と、そこに置かれている車種については… ![]() こんな感じで説明が。 これはRosslyn駅の2本先の路上に駐車されているZip Carの説明です。 ちなみにRosslyn駅周辺、私が自宅から歩ける範囲にどれくらいのZip Carの路上駐車スポットがあるかと言うと… ![]() 結構たくさんあります。^^v やはり、自宅から0.52マイル(800メートル<えー。そんなに遠くないです)と 一番近いRosslyn/North Lynn Streetの路上駐車場にある、 時間あたり7ドルと一番安い、TOYOTA TACOMAかなー。 (って、また用もないのにピックアップトラック?笑) ![]() 4時間借りて、30ドル程です。悪くないっしょ?^^ この予約、深夜を過ぎると時間額が1/2になります。 さて、いよいよ駐車してある場所へ。 ![]() お馴染みの(笑)赤いTACOMAは、こんな感じで路駐されています。 Zip Car駐車スペースの目印は… ![]() この看板。 ここにZip Car以外の車が駐車されていたら、レッカーでしょっぴかれます。 TACOMAの他にも… ![]() Scion xBとか ![]() Mazda 3とか ![]() Ford Escapeとか ![]() 生意気にVolkswagen Jettaとかもあります。 ちなみに、上のTACOMAから順番に、"Torque" "Bette" "Epic" "Merinda" "Julianne"と各車体に名前がついています^^。 今のRosslyn周辺って赤い車ばっかりだったのですねー。 時々車は入れ替えられて、色も違うのになっています。 ここで自分が予約した車を見つけたら、車のフロントガラスにZipカードをかざして車のロックを解錠します。 車のキーは、ハンドルの横にチェーンでついているので、即、運転できます。 ガソリンは、残りが1/4を切ったときに乗っていた人が入れなければいけません。これを入れておかないと、次に乗った人が、Zip Car社にクレームをつけることができ、罰金を請求される可能性があります。 ガソリンを入れるためには、車内のシールドの裏に入れてある、Zip Carのガソリンスタンド専用のクレジットカードを使います。こちらのガソリンスタンドはほとんどセルフ式ですが、ガソリンを入れる段階での総走行距離(Odometer)の距離数と、運転者番号(このクレジットカード上に記載)を打ち込んでから、ガスを入れられる状態になります。レシートなどを受け取る必要はありません。 こんな感じで、一時間7ドルに、車のレンタル、ガソリン、保険の含まれた、都市型カンタン・レンタカーシステムです。 そんなに頻繁に使うわけではないとはいえ、このサービスができてから、劇的に生活が楽になった部分もあります。郊外にしかないアジア系の食料品屋さんや家具屋さんへのアクセス、或いは、車でないと行けない地域に住んでいる方のムービングセールの引き取り。それから先日のように、地下鉄のサービス時間終了後の移動など。 但し、長距離移動を想定していないサービスのため、マイレージ制限があり、一日180マイル以上の移動には、マイル毎の追徴料金が課金されます。なので、遠出の場合は、他の格安レンタカー(Enterpriseなど)をお勧めします。 利用者の良心に多くを頼っているサービスですが、今のところ大成功のようで、車の数も駐車場の数も、サイトを開く度に増えているようです。 こんな形でアメリカでは実用化の始まっているサービスもあるのですが、日本では駐車場の確保がネックになるのではないかというわんちょいさんのご意見はごもっともだと思いました。 そうなると、はりぃさんご紹介のCityCarに実現化の夢が託されるのでしょうか。 いずれにしても怒れる若者に壊されなければいいなぁ…と(笑)。 とりあえず、アメリカ都市部で留学などの長期滞在をされる方には、お勧めする価値ありのサービスだと思います。 ![]() by raphie | 2008-01-17 16:49 | Trackback | Comments(9)
で、これの日本版がLHA Car で、UNIX版が tar car とか GNUZip Car なわけですね? (↑なんのこっちゃ?) わんちょいさんが指摘したかもしれないポンが、日本だと、この車の駐車スペースに違法駐車する輩が続出して、ダメかもしれないポン... ところでyou are hereの場所が道路上ポンが、いつかららふぃさんは路上生活始めたポン? このシステムが機能しているというのは本当に不思議です。 まず、自治体の協力と市民のモラル(駐車スペース等)を除いたとしても *ガソリンのルールが1/4というアバウト過ぎる設定 ガソリンタンクのフロートはかなり動く為、走行後に停止したり 勾配などの条件で変わり、判断が難しくなる。 *車両チェックができない状態で破損の特定をできるのか 跳ね石など、気付かない傷があったりするだけでなく 駐車中にこすられた場合など、誰に責任があるのかわかりにくい 仕事柄、車両管理をしているので この2点が非常に気になります。 又、忘れ物なども対応が難しいでしょうね。 何とか一度使いたいのですが、当分 予定が無いんですよね・・・(ToT) ☆ぢぇみにさん トーシロな林檎使いなので、余りいぢめないでください(笑)。 ☆ポン太所長 日本も最近ようやく取り締まりが厳しくなったと聞きますが、こちらの駐禁取り締まりは半端じゃなく厳しいです。これで他の場所でも普段から路駐禁止者自体が日本と比べ、格段に少ないです。特に身障者プレート専用駐車場については、こちらに来たばかりの方達が皆さん驚く程やられています。という訳で、まずはそういう取り締まりができない社会でないと難しいということはあるのかも知れません。人のモラルというより取り締まり態勢と言わざるを得ないのは残念ですが…。 そうそう。ここのアパートの住所は、現在のメインゲートと合っていないんです。何しろアパート自体が50歳にもなるそうで、建った当時は現在の裏側に面している高速道路が一般道で、その通りに面してメインゲートがあった頃の住所のままなのではないかと思われます。そんな訳で、現在のストリートアドレスから見ると道路の上みたいに見えるんですよね。 なんて難しい言い訳を書きましたが、所詮兎ですから道路でも住めますYO!(笑) ☆わんちょいさん 実際に私が使って深夜に返却する時に、駐車スポットが埋まっていたことがあり、スタッフに電話したところ、一番近い路駐メーターのある場所に入れるようにと指示されました。その時は夜中にスタッフが巡回していると説明されました。今はサービスも拡大し、どんな風に管理しているのかよくわかりません。ところで、Zip Carは一日に使える制限距離があって(180マイルまで)、それを超えて使用すると超過料金の課金があります。一日に一人で借りることもありますが、時間により利用者が複数出ることもあるので、どうやって管理しているのか不思議に思います。(が、一度超過覚悟で超過したことがあり、かなり正確に料金算出されていました。車の扉をカードで開いてから、最後に閉めて借り出し時間が来るまで、会社のコンピュータで走行データ管理ができていたりするのだろうか、と不思議に思っています。) ☆わんちょいさん(つづき) 事故などについては自己申告。ガソリンの1/4もアバウトですが、人もアバウトなので(笑)。うまくいかなくても、「ま、そんなものか」が染みついていますから、万一乗った時に1/4を切っていたら、会社に連絡をするより多分自分で入れてしまうと思います。DC辺りでこういうサービスを使える人(日本では普通に中産階級ですが、アメリカの厳しさの裏返しでもあり…)にはそれなりのプライドもあり、変にケチケチと1/4ギリギリまで自分の責任でない、なんてことを言いたがらない人が多いように思います。少なくとも、私の回りにいるワシントニアンはそんな感じです。ただ、他の町の方達の気質はわかりませんが…。ZIP Carも、米全土ではなく町を幾つか選んでいるので、その辺りのリサーチもあるのかもしれません。 忘れ物は気がついた人が会社に連絡、ということで、これもみんな申告制。メンバー審査があるとはいえ、相互の良心にかなり頼ったサービスではあると思います。 ☆ポン太所長 路駐禁止の罰則を食らう人は多いですが、禁止行為(路駐)自体が日本より格段に守られている(少なくとも以前の日本に比べて)という印象があります。…と訂正でしたー。 ↑
路駐、厳格化直後は減りましたが 今はほぼ以前に戻りつつあります。 むしろ監視員に罵声を浴びせる紳士多数な日本社会です。
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