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2005年 09月 10日
ボブとのこと、万博のこと、こちらに戻ってからのこと。
色々書こうと思っていたのですが…。 火曜日の晩に親友が強盗に襲われ、意識不明の重体で入院という大事件が起きてしまいました。 大学は違うのですが、同じ専門で、課程も大体同じ進み具合で、お互いに論文がどうなっているか励まし合っている仲の友人です。市民権(国籍)ではなく永住権を持っている方ですが、旧ソ連のアゼルバイジャンの出身で、故郷を別に持っている同士、たくさんの話を交わすことのできる大切な友人です。 ワシントンという町は、犯罪件数のデータでは全米で上位に上がってきますが、私たちが住んでいる周辺は決して危ないと言われることはありません。東京で犯罪が起こる程度に、この周辺にも起こりうるという認識です。 2年前にも日本人の友人が、ごく近辺で自動車強盗に遭っています。 事件が増えるということは社会が変わってきているということ。 ワシントンでは世界の情勢がそのまま日常に反映して見える部分がたくさんあります。世界のどこかの国で政情不安があり、難民が出ると、その国出身のタクシーの運転手さんに出会う可能性が格段に上がったり。例としては少し話題が違うかもしれませんが、事件が身の回りで増えるということは、この町の底に、政治や経済に対する社会不安が増していることに他ならないのでしょう。 それよりも今は ミーシャの回復を祈ること。 今日もこれから病室に彼を見舞いに行ってきます。 - - - - - - - - - - - 友人のこんな状態に私はただおろおろとするばかりなのに、温かいお見舞いの言葉を頂きありがとうございます。彼にもお心が伝わっていると思います。 アフリカの子供に毎月いくばくかの寄付を送ったところで、自分の町の、隣の町の貧困を、親友がこんなに傷つくまで放置して無関心でいた事実に、ただ動揺するばかりなのです。私でなく、他の誰かでなく、彼が被害に遭ったのは、ほんの幾つかの偶然が重なった結果に過ぎない。彼が住んでいる場所は、フランス大使館にごく近い、ワシントン市内でも屈指の環境に恵まれた場所だったはずなのですから。 意識が回復しないまま、今日はレントゲンなどの検査で忙しいのだと、ミーシャのお姉様から話を聞きました。今日は病院で初めて彼のお母様にもお目にかかりました。一見してミーシャはお母さん似なのだとわかりました。そのお母様はロシア語しか話されず、全てを彼のお姉様に委ねているようで、そして憔悴しきっていらっしゃったのでした。 「私たちでできることがあったら、どうか遠慮なく何でも言いつけてください。連絡先は学科でわかりますから」 それだけを言い残して、病院を離れました。 繰り返し繰り返し、こんな事件が起きるまで、加害者と被害者の両者を傷つけてきたのは、社会の問題を放置し続けてきたコミュニティの一人一人の問題でもあるのだ--その思いがずっしりと心にのしかかります。この国では貧困は怠惰が原因では決してない。機会が与えられないことが原因なのです。私はこれまでアメリカを、移民としてやってきて英語が使いこなせない人たちにも機会がある国だと思ってきました。DC界隈で言うなら、たとえばファストフード店で働くのは中南米から来た家族を持つ女性です。オーダーはメニューにある内容だけで受け付けることができるからです。英語が母国語の学生が、彼女たちのためのこの職場を侵害することはありません。道の名前と番地が規則正しくつけられた町では、祖国できちんとした運転技術を身につけることのできる生活をしていながら、英語に限界のある男性の仕事として、タクシーの運転手という選択肢があります。最初は大変でも、このような機会を足がかりにやがて生活の質をあげる機会が与えられる、アメリカというのはそんなシステムが機能している国なのだと思っていたのです。そして、そのシステムから溢れ、こぼれている人がまだまだ沢山いる事実からは目を逸らしていたのです。 ミーシャ。 怖い思いをしたでしょう。ひとしきり休んだら目を開いてください。 MichaもRaphieも天使の名前だねといつも話していましたよね。 それなら私たちへの加護と強運は屈指のはずです。 足りなければ私の分も使うといい。 でも。 Michaelの戦う力も、Raphaelの癒す力も 私たちが使い切れるようなものじゃきっとないよ。 だから安心して。 決して負けないでください。どうか。
by raphie
| 2005-09-10 00:32
| RosslynVA/Journal
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