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2004年 11月 16日
大「笑ッカー」史 編纂プロジェクトにTB
御免ライター・ストロンガーに続く「笑ッカー」アメリカ総局長の誕生秘話です。 Dr. BJを中心に他の怪人との間でTBが入り乱れるものと予想されます。 注:長いですよ。「いつものことです!」 それはもう数日続いていた。 明け方になると襲ってくる頭痛、そして耳鳴り。 夜明けを過ぎたばかりのベッドの中で踞り、体を小さくしてその時間を凌いだ。 最初は大きな耳鳴りだった。 海流のように、時には凪いだ音が、時には嵐のようにうねる音が、繰り返し繰り返し頭の中で反響するようだった。 それは 遠洋の海流を旅する魚たちが耳にする音に似ている そんな気がした。 耳鳴りが過ぎると頭痛だった。 そちらもまるで波のように、強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、起床時刻の直前から始まっているようだった。 余りの痛みに目を閉じると、何かが見えるような気がした。 何度もそんな気がしたのだけれど、それはなかなか焦点を合わせられない映像のようで、はっきり脳裏に思い浮かべることができなかった。それを繰り返しているうちに、ブラインドの隙間から、真東に上る朝日が金色の筋を作って部屋に差し込んでくる。毎日がそのように過ぎた。 不思議なことに、耳鳴りも頭痛も、午後になる頃には止んでいた。つらい午前中を過ぎて、職場で午後を迎える頃には、全てがすっきりと元通りになっているのだった。 全てが変わったのは、あの日だ。 随分早く寒くなり始めた秋に、唐突に戻ってきたインディアン・サマー(小春日和)。夕方ワシントン市の中心にあるナショナル・モールに向かった。なぜそうしたのかはよくわからなかった。空の広いワシントンの中でも、広大な芝生地の周りを議事堂、ホワイト・ハウス、モニュメント(記念碑)群、博物館群が囲むこのエリアは、更に視界が天上へと開けていた。 真っ赤な夕焼けは束の間で、東の空は見る見る暗くなっていった。そしてそこに、ついさっきまで空の反対にあった太陽に負けないくらいの赤に染まった大きな満月がゆったりとのぼった。夏時間の終わった東海岸の夜は、思った以上に早くやってくるようになっていた。 早く帰らなくては。 そう思ったのに、月に体ごと釘付けにされたかのように足が進まない。 動けない! 焦燥とは裏腹に、体は議事堂の上にのぼる月に背を向けることすらできなくなっていた。ギリシャ建築のようなドームを掲げた議事堂の大理石の白と、月の赤が、不気味なコントラストを作っていた。 耳鳴りがした。 いつもは明け方に始まる耳鳴りが、こんな夕刻に始まった。痛みに目を強く閉じると、人々が苦悩する表情がいくつも見えた。誰の前にもコンピュータがあり、タイプする指先が止まっては、眉間にしわを寄せていた。そんな幾つもの、顔、顔…。 「間違っているとは思わないか」 突如、頭の中に声が響いた。それは目の前にいる誰かと話をしているのと同じくらい、鮮明な声だった。驚いて周囲を見渡したのに、ただ季節外れに暖かい風が体の周りを過ぎるだけだ。 「なぜ彼らはこんなに悩んでいるのだろう。彼らに必要なのは何だと思う?」 声が投げかけた疑問に、私はなんと答えていいのかわからなかった。 それよりも、赤い月の宵のこの不思議の正体が知りたかった。 宇宙人?ロズウェルの隠された話というのも、そういえば最近は聞かなくなった。声の男の姿はいつの間にかはっきりと見えるようになっていた。すらりと背の高いその男は、眼光の鋭い強い印象の目でこちらを見ていた。宇宙人ではないのかも知れない。確信は持てなかったけれど。 男の横に、女性がいたような気もする。こちらはすぐに姿が見えなくなり、とても器用そうな、細くて白いきれいな指先だけが強く印象に残った。彼女が俗称を含む誰より長い名前を持つことを知ったのは、少し後だった。 「楽しみに始めたブログに悩む人々がいる。何かがおかしくはないか。彼らには一体何が必要なんだろう」 男がもう一度聞く。男の背後で、スキンヘッドの少し年配の男が大きな声で叫んだ。 「気合いだあーーっ!愛だあーーーっ!!」 男は前に突き進もうとするその年配のスキンヘッドを自分の体の後ろに制した。次に柔道着を着た男が現れ、叫ぶ。「必要なもの。それは、それは ハッスル!!!」 「チキン君は黙っていたまえ!大事な話をしているのだ」 間髪を入れずに、そう男が威嚇すると、柔道着男はスモークの中にかき消されていった。 次に出てきたのは、やたらいかつい外人レスラーだ。テンガロン・ハットなんかかぶってる。あれは、ウェスタンラリアットで一世を風靡したスタン・ハンセン…?指でLの字を作りながら、薄い唇から小声で"love"とつぶやいた。 男が振り向き呆然としていると、次々に往年のレスラーが現れる。 顎に特徴のある彼も来た。 「1・2・勘、だあーーーっ!!!」 「いや、勘では心もとないと思います」 「いくぞ。ファイヤー!」 「お願いですから、議員視察のアフガニスタンで言わないでくださいね」 長髪の彼も見たことがある。 「俺がリングの、平和のド真ん中に立っているんだ!」 「長州さん、自爆覚悟ですか」 「俺が天下を取る!」 「うわ、飛龍革命の原点ですね!」 懐かし過ぎる。それって藤波辰巳(現:辰爾)? 所属する団体に関係なく入り乱れているようだ。 頬や顎にうっすらとひげを伸ばした最後の人物は、マイクを握りしめながらもとても礼儀正しい。 「こんばんは。ラッシャー木村です。 俺は最近、俳句に凝ってるんだよ。今年は俺、年賀状ちゃんと書くからな。俳句も入れてやるからな」 「あの、大変申し訳ないんですが、それほど時間はないんです」 男は丁重に引き取りを願った。 私は少し古過ぎると思った。 いや、かなり古いと感じていた。 が、男は彼らを制しながらも、なぜだかとても嬉しそうだった。 「みな気合いだの、愛だの、平和だのと言う。そんなものは絵空事だ。具体性が一つもない。本当に必要なもの、それは、笑いと、悪戯心をいとわないちょっとした『悪』だとは思わないか。我々はブログに集う人々に、笑いと悪を植え付けるために、賛同者を募っているのだ」 男は一気に話を終えると、満足そうな笑みを浮かべた。 私は衝動を抑えられず、思いきって尋ねてみた。 「プロレスファンなのですか」 「んなこたぁ、どうでもいい!」 そう言うと青白かった男の顔色は見る見る月の赤に近づき、やがて唐突に姿が闇にかき消され、また声だけが残った。 もう一つ尋ねてみたかった。 「ずっと頭痛と耳鳴りがしていたんです。明け方になると、いつも」 「それは我々が活動を活発に繰り返していた時間に違いない。 それを感じ取ることができるのなら、我々とともに来ないか。 この大いなる計画に参加してみないか」 余りのことに、私は言葉を失っていた。 「帰りたいなら帰ってもいい」 男の言ったことを反芻してみる。男の言葉にはいくつかの真実が感じられた。 私は両腕を月に向けて広げると、男の声に身を委ねた。 その夜、全てが変わった。 私は名ばかりのとてつもなく大きな力を得、そして何か大切なものを失った。 それは時間とブログの方向性というべきものだったのかも知れない。 しかし、この男が私以上に多くを得、失ったことを知るのに長い時間はかからなかった。 さらに 何より驚いたことは、この組織の総統と呼ばれる人物が、実はこの男ではなく、別に存在することだった。 耳の奥ではまだ、遠洋の魚たちが聞く、海の音が鳴り響いていた。 今日の悪:アニマル浜口さんって全然スキンヘッドじゃなかったですね。 間違えてしまいました。あの勢いがそういう風に想像させたみたいです。ちょっと(悪) □■ あなたの『笑ッカー』物語大募集 □■ 形式は自由、登場人物は「笑ッカー」がらみの人であれば誰でも結構である。 応募対象は「笑ッカー」怪人以外もOK 改造にいたる経緯、改造後の活躍、謎に包まれたBJの姿など等・・・ あくまで妄想と想像の限りを尽くして描きたまえ。 作品はこちらの記事に勝手にTBしていただければよろしい。 □■ あなたの『笑ッカー』物語大募集 □■
by raphie
| 2004-11-16 11:06
| PromisedLand/Shocker
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